1947-10-18 第1回国会 参議院 厚生委員会住宅問題に関する小委員会 第3号 建て方につきましては、大工は少数で、申込者一軒から一人奉仕者を出すことにしまして、桂は山の持主に願つて、製材費用のかからん太さの松を間引く程度で分けて貰うこと、又板垣代用に莚を利用すること、板の間には疊と敷蒲團の代用として藁蒲團を、屋根は平木、防水紙も大分持ちますが、入手不可能でありますなら茅葺か藁葺、台湾などでは竹の桂の家もあります。又神戸一流どころでは今でも莚を敷いておる家もございます。 小杉イ子